理系大学生~日々の雑感~

日々感じたことを気ままに記録するブログです。何か感じたことがあればご自由にコメントしてちょ。

誰よりも準備したものが勝つ 「エディー・ジョーンズ ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング」感想!

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。最近は卒業研究のための勉強に大忙しなたっつんです。

 

 私は大学でラグビー部に所属しているのですが、今年はいったい何が行われる年でしょうか?

 

 

 

 ラグビーワールドカップですね!

 しかも今年は日本開催です。実はラグビーワールドカップがいわゆる強豪国以外で開催されるのは史上初なんですよね。そういった意味でもラグビーファンとして今年一年は非常に楽しみです。

 

 ラグビーワールドカップといえば前回の2015年大会で日本代表が南アフリカに歴史的勝利を成し遂げ、波に乗りグループリーグで3勝を挙げた日本ラグビー界にとって記念すべき大会でした。

 というのも、W杯自体には1987年大会から全て出場しているのですが、グループリーグを突破したことはおろか、2011年大会まで一度しか勝利したことがありませんでした(全24試合1勝2分21敗)

 

 前置きが長くなりましたが、本書はそんな負け風土が蔓延していた日本ラグビー界を変えたエディージョーンズ元監督による組織改造論です‼

 

 

  勝つためにはまずマイナス思考を捨てろ!

 今でこそ信じられないことですが、エディー監督就任当初の日本代表には勝利への意識が全く感じられなかったといいます。

 本書の冒頭には以下のようなやり取りが収められています。

「君たちは、これから世界のトップ10に入る!そして、その3年後ワールドカップに、必ず勝つ!」

 この発言に対し、選手たちは以下のようなネガティブな反応を見せます。

「日本が世界の強豪チームに勝つなんて、絶対に無理です。日本は、ワールドカップで過去に1勝しかしたことがないんですよ。それも20年以上も昔です」

「日本人は、外国人に比べてずっと体が小さい。こればかりは、どうしようもありません。ラグビーは、体と体のぶつかり合うスポーツです。どう考えても、勝てるわけありません」

 中にはこんなことを言う選手も。

「日本人は農耕民族なんです。ラグビーは狩猟民族のスポーツです。そもそも日本人には、合わないんですよ」

 皆さんもこんな経験ないですか?例えば何か新しい企画を立ち上げる時、熱を持ってメンバーに話しても「何熱くなってんだ、アイツw」みたいなねw

 そんな奴は無視すればいいんだ!という強硬派の意見が聞こえてきそうですが、そうも言ってられないのも事実。本書からプロジェクトを進行させていく力をきゅうしゅうしていきましょう。

 

 スケジュールを固定するな

 何か目標を達成するとき、その目標を達成するためにスケジュールを立てますよね。一週間後にはこれして、一か月後にはあれして、一年後には…、etc

 このスケジュール、思ったより良く進むことはないですよね。計画通りに順調にいけばいいですが、で目標をあきらめてしまうことも。でもそれでは本末転倒ですよね。

 目標さえしっかりしていれば、スケジュールは自ずと決まってきます。またスケジュールは、当初考えいたものとは大きく変わることもあります。

 加えて

 スケジュールを固定し、それをこなしていくというやり方のほうが、はるかに有害です。

 お決まりのスケジュールどおりに行動していると、いつか人間はそのことに満足してしまいます。マンネリズムに陥ってしまうのです。

 さらに

 スケジュールどおりに行動することが目的ではないのです。そこをはき違えてはいけません。

 と述べています。確かにその通りだと思いました。スケジュールが狂ってしまうを自分が何もできていないような気がして、落ち込んでしまうんですよね~。しかし、

 そもそもよくよく考えてみれば、スケジュールが変わるのは当たり前なんです。というのもスケジュールを立てたとき、いったいそのことについてどれくらい知っているでしょうか。例えば勉強するとき200ページの本を二週間で終わらせるとします。すると1日14~15ページ進めれば良いと。

 しかし、冒頭でも言いましたがスケジュールが思った通りに進むことなんてありませんよね。本の英語が思ったより難しかったり、日によってはどうしても集中力が続かなかったりなどなど…。

 ここでスケジュールを固定することのまずさが現れてきます。うまくいかないことは別に問題ではないわけです。むしろ其れによって目標をあきらめてしまうことが問題なわけです。

 

 他にもこんなテーマが

 前述した二つのテーマ以外にも日常に、ビジネスに、あらゆる場面で使える考え方が盛り込まれています。

向上心のない努力は無意味

コミュニケーションは1対1で

「完璧」にとらわれすぎる日本人

国家を歌えないチームが弱い理由

チャレンジするから成功できる

怒る時は必ず演技で

誰でも今よりいい自分になりたい

勇気とは慣れた自分を捨てること

明日のために準備せよ

などなど。他にもたくさんのテーマがありますのでぜひ手に取って読んでみてください!

 

 まとめ

 いかがだったでしょうか。紹介するにはちょっと旬の過ぎた本だったかもしれません(本に旬があるというのも、失礼な話かもしれませんが…)。しかし内容は日々の仕事または学業の質を挙げること間違いなしです。より良い自分を目指してステップアップです!

 

成功者は「長所」で勝負する トム・ラス「さあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」

 長所を伸ばす、という言葉は聞いたことがあると思います。しかし、日本人の多くの方は短所を直す教育を受けてきたのではないかと思います。

 

 本書は短所に目が行きがちな日本人に向けて、長所を伸ばすことのメリット、そして成功する人はすべからく自分の長所で勝負していることを伝えてくれる名著だと思います。

 

 さあ、皆さんも本書を手に取って才能に目覚めましょう!

 

 

ストレングスファインダーとは?

 著者であるトム・ラス先生は40年もの間「人間の強み」に関する研究をされていました。その研究の集大成として人々の間に共通する資質を34個(←34個ってすごくないですか)にも分類し、評価する仕組みを開発しました。この仕組みこそがストレングスファインダーです。

 ストレングスファインダー2.0は第一弾の発表から十数年の時を経て、さらに洗練されたパワーアップバージョンなのです。

 

強みを知ったからどうなの?

 確かに強みを知ったからと言って、それをうまくいかせるとは限りませんし、短所をないがしろにするわけにもいかんだろ、とは思います。しかし、

毎日強みに取り組む機会がある人は、ない人よりも6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込む傾向があり、総じて「生活の質がとても高い」と述べる傾向が3倍以上にのぼることが、私たちの研究で分かっている。

   引用:「さあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」

 と本書の冒頭部分で述べられています。また短所については

職場自分の強みを発揮できないとなると、あなたは次のような状態に陥っている可能性がある。

  • 仕事に行くのが不安だ
  • 同僚とは積極的というよりも消極的にかかわる
  • 顧客をないがしろにする
  • 勤務先がいかに悲惨かを友人に語る
  • 日々の達成率は低調だ
  • 前向きに考えられず、創造的でなくなる 
   引用:「さあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」

 こんな状態に陥ってはいないでしょうか。私がとあるアルバイト先で接客販売の仕事をしているときはまさにこんな感じでした。バイト仲間とはそこそこ仲が良かったのでそんなことはなかったのですが、それ以外は見事に当てはまっていますね。きっとそのバイト先が悪いということではなかった思います。いきいきとしていた人もいましたので。

 

 皆さんのモチベーションが高い状態で仕事したいですよね。では日々をいきいきと過ごすためにはどうしたらよいのでしょうか?

 

ストレングスファインダーテストを受けてみよう!

 巻末付録にシリアルコードがついていて、テストを受けることによって自分の持つ資質トップ5がわかるようになっています。本書には34個のそれぞれの資質を持つ人の特性やどんな行動をとったら良いか、またどんな資質を持つ人と付き合うと上手くいくのかが丁寧に解説されています。

 ちなみに私がテストを受けた結果は

  1. 回復志向
  2. 分析思考
  3. 内省
  4. 公平性
  5. 調和性

でした。また友達はこれとは全く違う結果でしたので日本人だから同じような傾向になるというわけでもないようですので、安心ですね(笑)。

 ほかにどんな資質があるのか気になる方は、ぜひ書店に行って本書を手に取ってみてください!

 まとめ!

 短所を直すのではなく長所を伸ばすことによってより良い結果を生み出していこうという本書。長所を仕事で生かす機会がある人はそうでない人に比べて何倍もの結果を出せるのでしたね。

  • 仕事で伸び悩んでいる方
  • 自分がどんな人間なのか知りたい方
  • 面接を控えて就活する方

にぜひ読んでいただきたい一冊ですね!本書を読んだ方がより良いステージにステップアップされることを願っています。

 それでは今回はこの辺で~。また次の機会でお会いしましょう。ばいばい!!